2013年3月30日土曜日

23時台に限り弾力的運用開始

3月27日に開催された、成田空港圏周辺自治体連絡協議会の協議をふまえ、国・県・空港会社・
9市町の4者による弾力的運用について確認がされました。

今回確認された事項

①成田空港の離着陸制限(カーフュー)時間及び22時台の便数制限(A・B滑走路とも10便まで)を厳守すること

②なし崩し的に運用時間が拡大することがないように、23時台の新たなダイヤ設定をしないこと

③当初提案のあった5時台の着陸については見送ること

④空港会社は、関係市町の意見をふまえ、騒音地域住民の健康調査を実施すること

⑤空港会社は、弾力的運用が発生した場合は、速やかにメール配信やホームページへの掲載をするなど情報公開を徹底するよう、市町の意見をふまえ、早急に検討し実施すること

⑥弾力的運用の獅子状況を毎回公表し、3か月に一度、毎月の実施状況を取りまとめ、関係市町に報告するとともに、運用開始から1年後には、市町の意見をふまえ、検証を行い、その結果について速やかに公表すること


上記④~⑥についての具体的手法については4者間で早急に協議し実施する

国及び空港会社は、9市町とともに今後も地域と空港の共存共栄の理念の現実に努めることもあわせて確認されました。

今回の事案は、昨年12月に初めて提案があり、しかも回答について時間が限られた中での検討でありました。

騒音地域住民の理解を得たとはとても言える状況にない中での、小泉市長の決断は非常に重いものがあります。

私は以前より、市長の決断を尊重する立場を述べております。

しかし、私の騒音地域のある 豊住地区から選出されている議員として、今後も申すべき意見は申していくことに変わりはありません。

今回の件は、国・県・空港会社には今まで以上の決断をしたという事を、認識していただきたいものです。


23時台のやむを得ない場合について今回の合意により、平成25年3月31日から実施されることになります。