昨日、成田市議会空港対策特別委員会が開かれ、小泉成田市長から「23時台の弾力的運用について条件を付けて容認する」という考えが示されました。
市長が示した、容認条件を以下に記します。
①早朝5時~6時の着陸は見送る。
②住民の健康影響調査を行う。
③事案が発生したときはメール等を活用し、速やかに住民に情報提供を行う。
④定期的に事案の検証作業を行う。
今回の決断に至る説明で、「カーフューの弾力的運用に係る地区説明会」を市内5地区で開催したが、住民からは厳しい声を聞いた。特に睡眠時間が短くなってしまうという意見が多かった。としたうえで、今月末から始まるオープンスカイ(空の自由化)で空港間競争が激しくなる中で、成田空港が航空会社からも、利用者からもえなばれる空港をめざす必要がある。との判断から夜間の弾力的運用を認めることを理解していただきたい とのことでした。
空港対策特別委員会では、委員から様々な意見や提案がありましたが、今回の市長の判断を重く受け止めたいと考えます。
今後は、空港周辺9市町による連絡協議会、国・空港会社・県・空港周辺自治体連絡協議会からなる、4者協議会を開催し合意を目指すこととなります。