前回のつづき・・・
ここで、問題です。
こし、あなたのお子さんが突然、学校に行きたくないといってきました。あなたはどのような口調で答えますか?
95%親御さんが次のような口調で答えているそうです。
①命令口調・・・何言ってんの。学校に行きなさい。
②脅迫口調・・・高校受験の内申書、欠席日数が多いと不利になるわよ。
③説教口調・・・
④提案口調・・・
⑤講義口調・・・中学校は義務教育なの。だからあなたは学校に行かなくてはならないの。
⑥非難口調・・・そんなこといって、だからあなたはだめなのよ。
⑦同意口調・・・
⑧屈辱口調・・・
⑨解釈口調・・・
⑩同情口調・・・
⑪尋問口調・・・なんで行きたくないの。どうして・・・。何があったの・・・
⑫ごまかし口調・・・
イントネーションが伝わりにくいと思いますが、それぞれの口調で言ってみてください。
子供が困っているとき、悩んでいるとき親からそんな風に言われたらどうでしょう・・・・。
結果として、
親は何にもわかってくれないと感じ
Ⅰ反抗的になる
Ⅱ現実から逃避する(引き込もり)
Ⅲ親の言いなりになる(すべての事柄に対し依存するようになってしまう。NOが言えなくなる)
ケースが多いそうです。
そうならないためには!!
子供が愚痴をこぼせる環境の醸成。
受動的パターン 黙って聞く・あいづちをうつ
親が子供の話を聞くためには ⅰ3分間黙って聞く習慣をつける
ⅱ話すことにより子供がストレスをためなくなる
聞いてもらえる安心感
↓
親子間の会話の成立
↓
信頼関係が作られる
能動的パターン あいての言った言葉を繰り返す・言い換える・気持ちをくむ
↓
気持ちを分かってもらえたという感覚を子供が感じる
日常生活の中でこの3分間をいかに持てるか(私も3人の子を持つ親として日常を振りかえって見なければ・・・)
最後に一言 親は子供のサポーターである。 by 富塚 優江