2012年2月3日金曜日

思春期子育て講座②

前回のつづき・・・

ここで、問題です。
こし、あなたのお子さんが突然、学校に行きたくないといってきました。あなたはどのような口調で答えますか?

95%親御さんが次のような口調で答えているそうです。
①命令口調・・・何言ってんの。学校に行きなさい。
②脅迫口調・・・高校受験の内申書、欠席日数が多いと不利になるわよ。
③説教口調・・・
④提案口調・・・
⑤講義口調・・・中学校は義務教育なの。だからあなたは学校に行かなくてはならないの。
⑥非難口調・・・そんなこといって、だからあなたはだめなのよ。
⑦同意口調・・・
⑧屈辱口調・・・
⑨解釈口調・・・
⑩同情口調・・・
⑪尋問口調・・・なんで行きたくないの。どうして・・・。何があったの・・・
⑫ごまかし口調・・・

イントネーションが伝わりにくいと思いますが、それぞれの口調で言ってみてください。
子供が困っているとき、悩んでいるとき親からそんな風に言われたらどうでしょう・・・・。
結果として、
親は何にもわかってくれないと感じ
Ⅰ反抗的になる
Ⅱ現実から逃避する(引き込もり)
Ⅲ親の言いなりになる(すべての事柄に対し依存するようになってしまう。NOが言えなくなる)
ケースが多いそうです。

そうならないためには!!
子供が愚痴をこぼせる環境の醸成。

受動的パターン   黙って聞く・あいづちをうつ
親が子供の話を聞くためには   ⅰ3分間黙って聞く習慣をつける
ⅱ話すことにより子供がストレスをためなくなる
聞いてもらえる安心感

親子間の会話の成立

信頼関係が作られる


能動的パターン   あいての言った言葉を繰り返す・言い換える・気持ちをくむ

気持ちを分かってもらえたという感覚を子供が感じる

日常生活の中でこの3分間をいかに持てるか(私も3人の子を持つ親として日常を振りかえって見なければ・・・)

最後に一言    親は子供のサポーターである。    by 富塚 優江