2012年12月17日月曜日

全員協議会でカーフューについての説明を受けました。

先週金曜日に行われた成田空港周辺9市町の首長に対するカーフュー案の提示を受け、本日11時から、議員全員に対する説明がありました。(内容については先日報告した通りです。)

説明を受け、以下の点について質問、確認しました。



年間発着枠30万回合意時における3点の約束事項について

(騒音区域に対する施策として実施されていない、防音工事の拡充について)

・平成24年度に制度設計を完了し、25年度には実施するとのことだが確約していただけるか。
答弁)担当部長より:24年度に制度設計を完了し、25年度中には実施したい。
     (他の議員が先に質問した際には、25年度中に実施するつもりの旨の答弁)
答弁)市長より:確約する
 
 
カーフューの弾力的運用について
・開港以来現在でも、「緊急またはやむを得ない」場合には、離着陸が認められているが、そういった事由での時間外離着陸便数はどれくらいになるのか。
答弁)国土交通省:平成22年度で、29回、日にちにして9日間、平成23年度で26回、日にちにして5
         日間、平成24年度については9月末時点で29日、2日間
 
・現状では朝5時台に着陸できないため、洋上(九十九里沖)で旋回、待機しているケースはどれく
 らいあるのか。
答弁)NAA役員:冬期の偏西風が吹く時期に多く、日に1~2便程度。
 
・今回の提案では、特にLCCに配慮した内容になっているが、確かに、少ない機体をフル活用することで低コスト化を図り運航しているLCCは連鎖的な遅延が起こりやすい状況にあることは理解している。仮にカーフューの弾力的運用が認められた場合、説明のあった対象となる事由を根拠に早朝1時間・深夜1時間を特例処置として離着陸を認めた場合どれくらいの便を想定されるか。
答弁)国土交通省:気象条件他、時間外割増の料金が発生する、LCC航空会社も機を増やすことなどを検討している。あくまで想定だが20~30回/月ではないかと思う。
 
・あくまで原則は6時から23時であり、今回の提案は特例的な運航であることを再確認したい。
答弁)国土交通省そのとおりである
 
とのやり取りをしました。そしてそれらをふまえ私見として以下の発言をしました。
 
 
意見
・何点か質問させていただきました。私といたしましては、今回ご提案のあった内容を厳守する、30万回合意時の約束も24年度中に制度設計を完了させ、25年度には間違いなく実施することを前提に前向きに考え、賛成したいと考える。
 
以上、本日の全員協議会でのやり取りでした。
 
私以外にも5名の議員から質疑がありました。