今年7月から待望の国内線LCC(ジェットスタージャパンが、8月からはエアアジア・ジャパン)が就航しています。暫定施設でありますが第2ターミナル南側にジェットスタージャパン用ターミナルが、北側にはエアアジア・ジャパン用ターミナルが整備されました。2014年度までにはLCC専用のターミナルを第2ターミナルに隣接する第5貨物地区に整備することが決定しています。
☆空港機能の強化として
①運行要望の多い時間帯における発着枠拡大
②ハブ機能の強化(際=際・内=際乗り継ぎ強
化)
☆ 財政的な支援
①空港関連施設の賃料等の低減や支援
☆アクセスの改善
①空港に入る際のセキュリティの簡素化 等が課題・要望され
ています。
成田空港の国内線新規路線候補の旅客数を試算した結果、岡山線、松山線、鹿児島線の3路線の路線就航可能性が有望であり、そのほか稚内、高松等の18路線については、リージョナルジェット機(注)での成立可能性があるとの結果が報告されています。
(注)旅客数が50から100名程度で必要な滑走路も短い低騒音な小型ジェット機のこと
写真左上西側誘導路工事 |
横堀地区駐機場工事
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空港機能整備が進む中、成田空港は現在7社・11路線(国際線LCC含)のLCCが就航しています。2009年12月には総便数に占めるLCCの割合は0.79%でしたが2012年10月29日スクート(シンガポール航空出資・成田-(台湾経由)シンガポール)による就航により総便数に占めるLCCの割合は13.53%
にまで増 加しています。
LCCの就航に合わせ「成田空港第2ターミナルビル北ウィングの
開館時間を午前4時30分に早め、成田スカイアクセスの運行や
京成バスなどが「ローコストバスLCB」の運行を開始するなど空
港機能・環境も整いつつあります。
内陸空港ゆえの騒音問題は永遠の課題だと思いますが、私個人としては、成田空港のさらなる発展を望んでおり、「成田の発展のためには成田空港のさらなる発展が必要不可欠だ」と考えております。成田空港に関しては、多くの方が興味を持ち、様々な考えがあろうかと思います。
多くの皆さんのご意見をお聞きしたいと思います。